酪酸菌

2023.08.22

酪酸菌

こんにちは。中川です。

 

8月も残すこと2週間を切りました。お盆休みが終わり今週から仕事再開する方も多いと思います。まだまだ暑い日が続きますが暑さに負けず頑張りましょう!

 

昨日当社の全体会議がありそこで健康にまつわる興味深いお話を聞いたのでブログで皆様に共有させて頂きます。

 

皆さんは「酪酸菌」というものはご存じですか?酪酸菌とは糖を発酵して酪酸を作る菌の事を言い主に消化器官に生息しています。皆さん「悪玉菌」「善玉菌」は耳にしたことがあると思いますが酪酸菌はこの善玉菌に分類されます。

善玉菌には主に乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌の3種類あります。

酪酸菌は主に大腸に生息し酪酸や酢酸を作り出し悪玉菌の発育を抑制したり善玉菌が住みやすい環境づくりをしてくれます。

そんな酪酸菌ですが近年では様々なアレルギーに効果があると言われています。

アレルギーは抗原に対して身体の中にある免疫細胞が起こす炎症の事です。炎症を抑えることが出来るのは良好な腸内環境であり人間の力では不可能と言われています。全ての哺乳類は腸内に棲む酪酸菌が作る酪酸の力を借りて免疫系を発達させ、不要な炎症を抑えています。具体的には酪酸菌がつくりだす酪酸が関与して、「Tレグ細胞」と呼ばれる全身の炎症をコントロールする免疫細胞が増えアレルギー反応が起こらなくなります。

ではどのようにしてどのようにして酪酸菌を増やすのでしょうか?酪酸菌を増やすのに最適なのはフラクトオリゴ糖です。イヌリンでも増やすことは可能ですがフラクトオリゴ糖ほどは増えません。フラクトオリゴ糖はタマネギ、ニンニク、ゴボウ、キクイモ、ヤーコン、アスパラガスなどといった野菜からフラクトオリゴ糖とイヌリンを同時に接種することができます。

フラクトオリゴ糖を接種して酪酸菌をを増やすことでアレルギーだけでなく様々な効果が期待できます。

いつもリラックスできる。身体の疲労感、痛み、痒みがなくなる、肌の疾患やニキビができにくくなる、肌のシミ、シワができにくくなる、ぐっすり眠れて、目覚めが良い。虫にさされても腫れない。傷が腫れなく、すぐ治る。体重が適正に保たれる。記憶力が良くなる。目の疾患(緑内障、白内障、黄斑変性)耳の疾患(難聴)などに悩まされない。高血糖、高血圧、高脂血症などに悩まされない。1日中空腹感を感じない。

酪酸菌で腸内環境を整えて暑い夏を越しましょう!

 



スタッフ 中川 進吉